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【 小学生の計算ミス 撃退】「集中して」は逆効果!?パパママにおすすめしたい声かけ法

お子さんの算数のテストや計算ドリルを見ると、思いのほかミスが多い。
なぜ間違えているか確認すると、計算ミスやうっかりミスばかり!
「今日ももったいないな〜」と思うことはありませんか?


小学生のパパママのほとんどが、お子さんの宿題やテストでの計算ミスやうっかりミスが気になっているのではないでしょうか。
こんな時によくされる声かけとして、「集中して計算しよう!」なんですが、もしこれを言ってしまっていたら要注意!


なんと、 小学生の計算ミス の原因は集中力だけとは限らないんです。
もちろん、集中することも大切なのですが、私の経験上、これだけでは計算ミスが減らないパターンが多いです。


では一体どうすれば良いのでしょうか?
この記事では、家庭学習のレベルを上げるオンライン塾代表が、その解決策をご提案します。




わたしが今まで、沢山の生徒さんのテスト答案を見てきた中でわかったことがあります。
それは、計算ミスによる失点は意外に多いということ。
テストのやり直しを行なってみると、「計算ミスがなければ15点アップしていたのに!」なんてことも、ザラにあります。


100点満点の15点。取りこぼしてしまうと、100点取れたはずのテストが85点になってしまいます。
これは本当にもったいないですよね。
ですが逆に考えてみると、計算ミスをしなければ、あと10点・20点得点できる実力をお持ちだということです。
これは対策しない手はありません。



では、 小学生の計算ミス を減らすためには、何に気をつけたらいいのでしょうか?
まず真っ先にチェックしたいポイントが、数字の書き方です。


計算ミスの原因の一つは、自分で書いた数字を自分で見間違ってしまうこと。
書いた数字を後から見直した時、誰が見ても絶対に見間違わないレベルで数字を見やすく書いておくことが、ミスを減らす秘訣です。


数字の書き方の極意、5つはこちらです。

・文字の書き終わりをしっかり止める
・数字の中の空間が潰れないように書く
・尖らせるところは尖らせる
・伸ばすところはしっかり伸ばす
・閉じることろはしっかり閉じる

画像
数字の見やすい書き方の例

この5つをベースに、数字同士がくっつきすぎないようにスペースをとりながら計算式を書くと、計算ミスはみるみるうちに減ってきます。





ここで気を付けていただきたいことがあります。
それは、数字を「見やすく書く」ことと「綺麗に書く」ことは違う!ということ。


お習字などで習うような「綺麗な字」は、形が美しいのが魅力。
形が美しければもちろん見やすいので、綺麗な字を目指すのも素晴らしいことです。


ですが、見やすい文字であれば、形が整っていなかったとしても計算ミスは防ぐことができます。
見やすい文字は、丁寧に書くことを意識すれば、比較的短期間で叶えることが可能です!


小学生のお子さんに声かけされる際は、「綺麗に書かこうとしなくていいから、丁寧に読みやすく書くようにしてみて。」と言ってみてください。
これは実際に、私が生徒さんにさせていただいている声かけです。
このようにお伝えすると、経験上、リラックスして取り組んでくださり、効果が出やすいかと思います。





いかがだったでしょうか。
まずは丁寧に数字を書く意識をつけること。
ここを意識して声かけしていただくことで、 小学生の計算ミス は確実に減ってきます。


文字の書き方は、普段の習慣の積み重ね。
習慣を変えるのにはどうしても時間がかかりますので、当スクールの授業では、定期的に実際に解いたノートを見せてもらい、数字や文字、計算式の書き方をレクチャーしています。



綺麗じゃなくていいから、丁寧で読みやすい字を!
早めに対策をして、実力が結果に直結する環境整備を行なっていきましょう。





最後までお読みいただきありがとうございました。
ぜひ参考になさってみてください。

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