MENU

【こう思ってたら注意!!】お子さんを 塾に行かせる 時に役立つ現場のリアルな話

うちの子、学校の勉強がわかっていないみたい…。そんな時、あなたはどうしますか?

・本屋でドリルを買ってくる
・通信教育教材のパンフレットが気になってくる
その中でも有力候補になるのが、「 塾に行かせる 」とう選択肢かもしれません。


現代の日本においては、「塾に行きさえすれば成績が上がる!」という価値観が、少なからず根付いているように思います。
なのですが、実はこのイメージは少し危険であると言わざるをえません。

この記事では、お子さんの塾検討にお役立ていただける現場のリアルな話をさせていきます。

[nlink url=”https://flapup.jp/colum-juku-select/”]




目次

■ 「 塾に行かせる と成績が上がるはずだ」という幻想

私は塾講師として、これまで9年間のべ4,000人以上の生徒様の学習に関わってきました。
そんな中で痛感してきたのは、「塾に行って学力が伸びる子と伸び悩む子がいる」という現実です。
(これは講師の立場としては大変心苦しいことで、そんな生徒さんの成績を伸ばそうと、いつも試行錯誤や働きかけを繰り返している部分でもあります。)


「塾に行って成績が伸びるかどうか」
この違いは決して、「地頭の良さ」や「素質」だけではありません。
塾講師として生徒さんと関わる中で、とある生徒さんの行動性質が、成績の伸び方に大きく関わっていることがわかりました。

では、塾に行って伸びる子と伸び悩む子は、具体的にどんな状況なのでしょうか?



■ 塾に行って伸びないのは”素質”のせいではない

塾に行って伸びるか伸び悩むかの違いは、決して「地頭の良さ」や「素質」ではありません

具体的にどのような状況が多いのか、実際にわたしが過去に指導させていただいた生徒さんについて、実例をご紹介させていただきます。
(わかりやすく具体的な人物としてご紹介していますが、過去に何人も見させていただいた生徒さんの状況で多かったものを抽出・ミックスしてご紹介しています。)



■ 塾に行って伸びた!生徒さん 実例

・パターン① 高校1年生 Mさん

画像

これまで自分で勉強していたが、定期テストで急に成績が落ちてしまったため、入塾。自分が何を理解できていないのかがわからず、どうしたらいいかわからなくなっていた。
指導を通じて、「自分のわかっていないところがなんだったのか」を整理し、その内容を正しく理解できたので、その後の単元の内容もすらすら理解できるように
成績は急上昇し、1年後には席次100人抜き。最終的に現役で京都大学に合格した。


・パターン② 小学6年生 Yくん

画像

中学受験の合格を目指して猛勉強中の冬休みに対策授業を受講。
確認すると、教科の内容は理解できているのに、それが模擬テストの点数に結びついていない。
テスト中のことを細かくヒアリングすると、
・計算を用紙の隅の適当な場所に書いてしまい後で見直してもわからない状態
・数字をささっと書いてしまって自分で見間違えて計算ミスにつながっている
・テスト問題に対しての時間配分ができておらず、気づいたらテストが終わっている
などの問題があることがわかった。
テストテクニックや時間配分の戦略をたて、練習を繰り返すうちに、2週間の対策で点数が30点台→60点台に。
見事、目指していたコースの一つ上のコースに合格した。



■ 塾に行って伸び悩んだ生徒さん 実例

・パターン③  中学2年生 Kくん

画像

学校の勉強で遅れないようにフォローしたいという目的で入塾。
内容はすぐに理解できるものの、よくわからないミスが目立つ・学んだ内容をすぐに忘れてしまう・なかなか覚えられない、という壁に当たる。
毎日の部活動が忙しく、学校の宿題すらなんとか終わらせている状態だった。
塾の宿題も直前に行い、丸つけをさっとするだけなので、なぜ間違えたのか、自分でも理解できていなかった。


・パターン④ 高校2年生 Hさん

画像

学校の成績を伸ばしたいという目的で入塾。
内容を聞いたらなんとなく理解できるけれど自分で解こうとするとよくわからなくなる、という壁に当たる。
説明すると一応理解はできるし、その直後はなんとなく解けるのだが、時間が経つと忘れてしまう
テストでも、問題を見たことはあるが内容が詳しく思い出せず、得点につながらない。




■ まとめ

いかがだったでしょうか。
「塾に行って伸びる・伸びない」と言っても、いろいろなパターンがあることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
生徒様を指導するようになって感じたのは、このパターン③, ④の生徒さんの割合が驚くほど多いということです

画像

塾に行って伸びる生徒さんと、伸び悩む生徒さん。
では、この差って、一体なんなのでしょうか

次の記事でお話しさせていただきます。

▼ 次の記事はこちら ▼
[nlink url=”https://flapup.jp/jukukatsuyou02/”]

ご質問・ご感想はこちら

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次